消化器外科について
2021年1月現在、3名の常勤医師と1名の非常勤医師が勤務しており、緊急手術を含む下記のような外科治療ができる体制をとっています。
2020年度の手術症例数は当院過去の3倍以上となっています。
手術は創や術後の回復にやさしい腹腔鏡手術を基本としており、西宮渡辺脳心臓血管センターとの連携により、血管病変のある方、抗凝固剤を内服している方にも多く治療を行っています。
診療内容
手術治療に関しては、ガイドラインに基づき最新のエビデンスを取り入れ、個々の患者さんに適した医療を十分なインフォームドコンセントのもと行っております。
また、手術だけではなく、切除不能ながんや再発がん患者さんに対する化学療法、および疼痛管理などの緩和医療も外科で行っています。
現在以下の疾患に対して当科で対応可能です。
- 胃がん
- 胃十二指腸潰瘍
- 大腸がん
- 大腸憩室炎
- 急性虫垂炎
- 腸閉塞
- 胆石症
- 胆のうポリープ
- ソケイヘルニア
- 腹壁瘢痕ヘルニア
- 痔核 痔ろうなど肛門疾患
- 栄養障害に対しての胃ろうやCVポート造設
- がんに対する抗がん剤治療
- 緩和ケア治療
- 体表の炎症(蜂窩織炎など)
外科手術症例数
2020年
総数 | うち腹腔鏡 | |
胃 | 5 | 0 |
---|---|---|
小腸 | 7 | 3 |
結腸 | 23 | 19 |
直腸 | 6 | 5 |
胆嚢 | 22 | 21 |
肝臓 | 1 | 1 |
虫垂 | 24 | 20 |
ヘルニアの手術 | 16 | 1 |
腹腔その他 | 3 | 2 |
肛門 | 4 | |
乳癌 | 5 | |
CVレポート | 16 | |
PEG | 30 | |
その他局所麻酔 | 3 | |
合計 | 165 | 72 |