第7回 ときどき入院、ほぼ在宅 開催しました。
令和8年8月19日(水)、西宮市職員会館にて「ときどき入院ほぼ在宅」を開催いたしました。当日は、多職種総勢81名(スタッフ込み)が集まりました。
【研修概要】
日 時: 2026年8月19日(木)14時00分~16時00分
会 場: 西宮市職員会館3階 大ホール
テーマ: 「~認知症疾患医療センターの役割と各病院の機能について~」
内 容: 認知症の方への経済支援
兵庫医科大学 認知症疾患医療センターの役割
講師:兵庫医科大学病院 医療社会福祉部 認知症疾患医療センター
兼務 ソーシャルワーカー 木村 亜紀子氏
仁明会クリニック 認知症疾患医療センターの役割
講師:仁明会クリニック 精神保健福祉士 向 寿子氏
〈 病院 機能紹介 〉
療養型病床について
講師:めいわリハビリテーション病院 病棟師長 山口 雅子 氏
障害者病床について
講師:谷向病院 副院長兼法人統括看護部長 MBA 友清 尚子氏
地域包括ケア病床について
講師:西宮渡辺夙川南病院 看護部顧問 大塚 和子 氏
看護部長代理 堀 真澄 氏
【参加者の主な職種】
主な参加者職種は、ケアマネジャー(36.9%)、看護師(20.0%)、その他医療・介護・福祉関係職員であり、今回はオレンジサポートや認知症地域支援推進員、保健所職員、在宅医、精神科医、実習生など多職種による研修となりました。
【研修内容】
『認知症の方への経済的支援』では、支援者の「お金の話はしづらい」「専門外」といった心理的障壁をなくし、生活困窮に陥る前の早期から能動的に支援・アセスメントを行う重要性が共有されました。
高額療養費制度や自立支援医療、身体障害者手帳、特別障害者手当など、状態の変化や疾患に応じた多様な制度を組み合わせた「オーダーメイドの支援」が必要であることが示されました。
『認知症疾患医療センターの役割』のお話では、鑑別診断を行うだけでなく、診断後の生活面・介護面の相談支援や専門医療相談を無料でおこなっているという説明がありました。総合病院(兵庫医科大学病院)とクリニック(仁明会クリニック)の2つのセンターが連携し、迅速かつ身近な医療体制を提供していること。また、軽度認知障害(MCI)の方の居場所・進行予防として「精神科デイケア」を活用できる事例なども紹介されました。
『病院機能紹介』では、地域の3病院から説明がありました。急性期治療後の在宅復帰支援や緊急時の受け入れ、レスパイト入院を担う「地域包括ケア病棟」、難病患者や医療ニーズの高い方を受け入れる「障害者病棟」、長期療養支援・看取りケア・慢性期リハビリテーションの役割を担う「療養病棟」の理解が深まりました。それぞれの病床機能の特徴や役割を理解し、医療・介護関係者が連携しながら、利用者一人ひとりに適した支援に繋げることの大切さを再認識する機会となりました。
【参加者の声】
・経済支援についての知識が得られ、今後の支援に活かせる。
・認知症疾患医療センターの役割として、診断で終わらず、相談支援へ繋げられることも理解できた。
・それぞれの病床の特徴・役割について理解できた。利用者さんの状況に合わせて選択できるように連携が必要。
・地域連携室との関係性を築くことが大切だと感じた。
・在宅と医療との連携はとても大切だと思うので、今後もこのような研修に参加し、役立てていきたい。
【終わりに】
今回の研修では、多くの職種の方に参加いただき、地域における医療・介護のネットワークの拡大につながったのではないかと思います。


