循環器内科とは
血液の循環に関係する臓器(心臓、大動脈、末梢動脈、静脈、肺動脈)におきる病気を扱う内科のことを
「循環器内科」と言います。
狭心症、心筋梗塞、弁膜症、心筋症、心不全、不整脈などの各種心臓病の他、大動脈の病気(解離性大動脈瘤など)、さらに最近では末梢動脈疾患(下肢の動脈硬化症など)や静脈血栓症などの診断・治療も行っています。
循環器の病気は、緊急性の高いものが多いのが特徴です。
特に急性心筋梗塞、不安定狭心症、急性心不全、重症不整脈、解離性大動脈瘤、肺塞栓などでは最初の数時間以内の適切な初期治療の有無が生死を分けます。
「夜中だからできない」「休日だからできない」は許されないのが循環器疾患の治療です。