第42回 中央圏域 西宮の医療と介護の連携を考える事例検討会・意見交換会 開催しました
私たち中央圏域では、知ろう・つながろう・多職種連携「顔の見える関係はまちづくり」を目標に、支援者同士のつながりを強化し、いつでも、だれとでも相談しやすい連携を目指しています。
令和8年7月9日(木)、西宮市職員会館にて事例検討会・意見交換会を開催いたしました。当日は多職種総勢66名(スタッフ込み)が集まり、活発な意見交換が行われました。今回は、参加者51名を対象としたアンケート結果(回収率76.4%)をご報告いたします。
【開催概要】
日 時: 2026年7月9日(木) 18時00分~20時00分
会 場: 西宮市職員会館3階 大ホール
テーマ: 「『その人らしさ』を医療と介護のチームで支える~多職種連携でつなぐ本人の想い~」
内 容: 座談会とグループワーク
【参加者の主な職種】
薬剤師、看護師、ケアマネジャー、リハビリ職、管理者、介護福祉士、ヘルパー、管理栄養士、保健所職員、包括など、非常に幅広い専門職が一堂に会しました。
【アンケート結果】(回答39件中)
①今後の医療介護連携に役立ちますか?
大変役立つ・役立つ:100%(回答者全員から肯定的な評価をいただきました)
・一緒にチームを組む各職種の具体的な仕事内容等、どんなことを考え大切にしているかを知る事ができてとても参考になった。(リハビリ職)
・顔が見えて認識することで、連絡を取る際のハードルを下げる事ができる。(看護師)
・ドクターへの情報共有は思っていたより敷居が低く、もっと積極的に情報を届けて良いのだなと思った。(薬剤師)
・先生方が医療とは関係なくてもいろいろな情報を知ることで、利用者の理解ができると考えておられることに気付く事ができた。(ケアマネジャー)
・グループワークで顔の見えるつながりができた。みやっこケアノートについての工夫も知れた。(管理者)
・多職種の仕事や利用者さんに対するやりがいを知る事ができ、もっと積極的に連携をする事で利用者さんのケアや自分たちの質の向上にも繋がると感じた。(リハビリ職)
・多職種との情報交換・顔の見える関係作りの機会は貴重と考えている。(ヘルパー)
②連携において、自身の役割に新たな気づきはありましたか?
大いにあった・あった:94.9%
・職種が違っても、みんな同じ方向を見てチームで情報共有する大切さを改めて学んだ。(リハビリ職)
・まだまだ薬剤師は医療連携の中には認知されていないと思っていたが、皆さんのお話や意見を聞いて、薬剤師ができることを探してきたことが認知されていた。(薬剤師)
・利用者の在宅生活を支える一員であることを再認識できた。(看護師)
・ケアマネに情報が集まってくるので、ケアマネが多職種に伝達することが大事だと再認識した(ケアマネ)
・その人らしい在宅生活をサポートするには、様々な職種の視点が大切と思った。(ヘルパー)
③日頃の業務において役立つと思いますか?
大変役立つ・役立つ: 94.9%
・情報共有の大切さ。自分では小さなことだと思っても、そこが重要な事に繋がるかもしれないと思った。(薬剤師)
・やはり少々敷居は高いですが、先生たちとの連携をさらに努めようと思った。(ケアマネ)
・業務・時間に追われてしまう現実ですが・・・その人らしさを踏まえた声掛け・手技等もっと工夫できるはずと思いました。(ヘルパー)
・利用者様に関わる皆さまは、少しでも多くの利用者情報が欲しいと思っていることが分かったので、小さな事でもケアマネさんや家族などに伝えていきたいと思いました。(看護師)
④参加して学んだこと、感想等
・各職種のやりがいや思いを知ることで、自分のやりがいやこれまで実践してきた連携の振り返りをする事ができて勉強になりました。(リハビリ)
・参加されている先生方は普段から連携がとりやすく感謝です。なかなかこちらの意図や利用者の想いが伝わらない場合もあるのが現実。そういう思いも同じで、共有できたのは良かった。(看護師)
・先生方は患者様一人ひとりに寄り添われていることがよくわかりました。また、精神疾患の患者様への対応に考えさせられることが最近ありましたので、お聞きできたことでこれからの訪問の励みになりました。(薬剤師)
【おわりに】
参加者の皆様からは、「顔の見える関係」「多種職連携の大切さ」「情報共有の大切さ」といった内容の声が多く寄せられ、チームの中での自身の役割について深く考える機会となりました。
また、運営面においては「グループワークの時間配分」や「会場の音声(周りの声が大きく聞き取りにくかった)」に関する貴重なご意見もいただきました。これらは次回のスムーズな運営に向けて改善に努めてまいります。
ご参加いただいた皆様、そして貴重なご意見をお寄せいただいた皆様、誠にありがとうございました。今後も地域の医療・介護連携を深める場を提供してまいります。
ご参加いただきました皆様に心より感謝申し上げます。
(2026年7月13日 報告)




