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2025年9月12日 第5回 医療 介護 事業所のバリアフリー 開催しました

日時:令和7年9月12日(金)13時30分~16時

会場:フレンテホール(フレンテ西宮5階)

参加者:136名(スタッフ込み)

◆第一部 学びの場
今回のテーマは「住み慣れた地域で安心して暮らすために~精神疾患を抱える方の支援~」と題して、障害者相談支援センター輪っふるの主任相談支援専門員 角野太一様と、訪問看護ステーション聲の精神科認定看護師 吉田有美様に講義をしていただきました。

角野氏の講義では、40年間入院されていた方の在宅復帰についてケース紹介がありました。支援者が主導するのではなく、本人の「どう生きたいのか?」という思いや価値観に耳を傾け、一緒に物語を紡いでいくナラティブアプローチの実践はとても興味深いものでした。

吉田氏の講義では、支援の中心が病気や困難の「弱さを補う」ことではなく、その人の「強みを引き出す」ことにあると学びました。自分の強みに気づき、生活上の課題に対して自身の力で解決できるよう導くことが、地域で生活する上でとても重要だと教えていただきました。また、支援に関わる多職種がそれぞれの専門性を活かすことでより効果的にその強みを引き出すことができると実感しました。

角野様、吉田様、お忙しい中、貴重なご講義ありがとうございました。

◆第二部 知り合う場
市内24か所の事業所が参加してくださいました。あちらこちらで名刺の交換が行われ、和やかな雰囲気で交流がおこなわれていました。

◆参加していただいた方の感想

・講義内容が良かった。精神疾患の方に対するポイント・視点が学べた。

・精神疾患の方に対するケアが大変なことを感じた。多職種連携が必要なことを実感した。

・高齢分野でも精神障害の支援に関心をもって下さっていると実感した。

・介護障害、両面で顔の見える関係づくりができ良かった。

・他事業所と交流、知る機会となった。有意義な時間だった。幅広い事業所の方と交流ができ、非常に有難い機会となった。

・今後も毎年参加し、地域に根差す視点が得られる機会にしていきたい。

このバリアフリーが、新しいつながりや、顔の見える関係づくりの一助になり、皆で協力し合い地域を支えていけるよう、今後も取り組みを継続してまいります。

お忙しい中、バリアフリーにご参加いただいた皆様に心から感謝申し上げます。

2025918日 報告)

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