第5回 西宮市退院調整ルール点検協議 開催いたしました。
2026年2月3日(火)、西宮市職員会館にて「第5回 西宮市退院調整ルール点検協議」を開催いたしました。
病院の入退院支援担当者や地域のケアマネジャーなど、多職種が集まり、「みやっこケアノート」を活用した、より良い情報共有のあり方について熱心な議論が行われました。
開催概要
- 日時:2026年 2月3日(火)14:00~16:00
- 場所:西宮市職員会館 3階 大ホール
- テーマ:みやっこケアノートを活用し、より良い情報提供の方法を話し合ってみませんか?
- プログラム:
- 退院調整ルール手引き・みやっこケアノートの説明
- 活用事例の紹介(西宮市消防局 浜消防分署、合同会社Link けあLink)
- グループワーク
【研修内容】
救急・現場の視点から(西宮市消防局 消防主任 大林氏)
搬送対象者の高齢化や出動件数の増加により、現場での情報収集が課題となっています。特に独居高齢者の場合、「かかりつけ医」「緊急連絡先」「ACP(人生会議)の意向」がノートに集約されていることが、迅速な救急活動の鍵になるという切実な声をいただきました。
また、市がおこなった救急隊員へのアンケート結果からは、「みやっこケアノート」に期待するという意見が多くあった一方、記載項目や保管場所について改善を求める声もありました。
- ケアマネジャーの工夫(けあLink ケアマネジャー吉岡氏)
「全部埋めなくていい、できるところから」という言葉が印象的でした。100円ショップのカードケースを活用した名刺管理や、既存のフェイスシートを挟み込むことで「書く手間」を減らすといった、明日から実践できる具体的な工夫が紹介されました。
- グループワーク:多職種で繋ぐ「本人の想い」
グループワークでは、病院・在宅それぞれの立場から活発な意見交換がなされました。
病院側:入院前の生活背景や本人の価値観がわかれば、より質の高い退院支援ができる。
在宅側:入院中に得られたACPの情報を在宅側へフィードバックしてもらえると、その後の支援に一貫性が出る。
単なる情報の受け渡しではなく、「本人がどう生きたいか」という想いを整理し、ケアの方向性を共有することの重要性を再認識する機会となりました。
参加者の声(抜粋)
「消防や病院が本当に必要としている情報が何なのかを理解できた」
「名刺ホルダーを挟むなどの工夫は、すぐにでも真似したい」
「独居の方には特に有効。入院時に持参してもらえるよう普及に努めたい」
「多職種で直接顔を合わせて話すことができ、非常に有意義だった」
今後の展望
「みやっこケアノート」をきっかけに、ご本人の想いや生き方を共有し、どのような状況になってもその想いを繋いでいける地域包括ケアシステムの構築を目指してまいります。 ご参加いただいた皆様、誠にありがとうございました。
(報告 2026年2月5日)



