2025年11月17日 令和7年度 フットケア研修会 開催しました
今回のフットケア研修会は、糖尿病の合併症である足病変についての講義と爪ケアの実践をおこないました。在宅で足の健康を守っていくには、予防の視点を持つこと、多職種連携でケアを進めていく事が重要だということを学びました。
◆開催概要
【日時】令和7年11月17日(月)18:30~20:00
【会場】職員会館3階大ホール
【テーマ】自宅でできるフットケア~みんなで守る足の健康~
【講師】西宮渡辺病院
CDE兵庫・外来主任 朝倉 久美子氏
CDEJ・特定看護師
・糖尿病看護認定看護研修修了 田中 知子氏
CDEJ・病棟師長 岡見 さとみ氏
皮膚・排泄ケア特定認定看護師 田中 淳子氏
足の健康を維持し、快適な日常生活を送るためには、足のケアは重要です。ポイントは4つ。
足の状態、生活状況、全身状態、セルフケア状況、このポイントをしっかりと観察し、アセスメントすることが重要というお話がありました。
実践では、普段フットケア外来で使用している器具・参加者の皆さんが持参された器具等を使って、爪ケア、爪切りをおこないました。実践しながら、実際の現場での困難なケースや変形爪の切り方など質問が飛び交い、新たな知識の習得にもつながりました。
◆参加者の皆さんの声◆
・実技もあり理解が深まった。今後も参加していきたいです。
・本日学んだことを早速実践したいと思います。そしてその理由を利用者・家族にもきちんと説明できるよう頑張ります。
・普段おこなっている技術が正しい方法なのか、根拠をもって再確認することができた。
・いろいろなフィールドで働く方と交流し、課題や知識を共有できて嬉しかった。
・フットケア外来について知る事ができ、利用者さんに必要であれば情報提供し、連携を図っていきたい。
・事業所内での共有をします!一緒に学んでいこうと思います。
今回の研修では、実践を重点的におこない、講師4名が対応したことで、具体的なケアの習得に繋がりました。今後もフットケア研修を継続していくことで、技術の習得、支援者同士の交流と連携に努めてまいります。
ご参加いただきました皆様に心より感謝申し上げます。 (2025年11月20日 報告)


