2024年8月20日(木曜日)に開催された第4回西宮市退院調整ルール点検協議会につきまして、ご報告いたします。
本協議会は、今年で4回目の開催となりました。
市内各病院の病棟管理者様、看護師様、地域連携室の担当者様、居宅介護支援事業所・地域包括支援センターのケアマネージャー様など、多岐にわたる専門職の皆様にご参加いただき、盛況のうちに終了いたしました。
今年のテーマは、「これからの病院ってどうなるの?~好事例から考える入退院支援~」 と題して、病院と在宅が連携し、患者様がスムーズに在宅生活に移行できるための具体的な対策について意見交換を行いました。
【参加者の声】
アンケート結果から、参加者からは以下の声が多数寄せられました。
・それぞれの立場の事情や認識の違いを理解できた。対面で話し合うことで、連携の重要性を改めて感じる事ができた。
・今回の研修で、医療・介護の従事者がお互いのサービスを十分理解する事でき、スムーズな入退院支援に役立つ内容だった。
・今後のケアマネ業務に役立てるようにしたい。積極的に病院へ連絡していきます。
・ケアマネの希望や困っていることなど知る事ができ、病院へ帰って改善できるようにしたい。
・MSWだけでは漏れがあるので今後は病棟看護師と協働で退院支援に向け力を入れたい
・他の職種と情報交換ができて、それぞれの役割が理解出来、大変有意義な研修だった。
これらの意見から、普段意見交換する機会のない中、様々な職種の生の声を聞くことで、お互いの立場の違いや役割、思いなどを直接聞くことができ、相互理解とより深い連携に繋がっていくと考えられます。
【今後の展望】
今後も、本協議会を通じて、医療と介護の連携をさらに促進し、患者様が安心して地域で暮らせるように、在宅療養相談支援センターの活動を継続してまいります。
また、令和6年度に改定された『西宮市・芦屋市退院調整ルールの手引き』のポイントや、みやっこケアノートの活用方法についても紹介いたしました。
これらのツールを活用することで、よりスムーズな退院調整が可能になると期待されます。
今回の協議会にご参加下いただいた皆様に心より感謝申し上げます。 (2024年8月23日 報告)