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急性期リハビリテーション

急性期リハビリテーションとは、一般的に、脳卒中や骨折などの急な病気やケガの発症から数日後~1か月くらいの期間で行われるリハビリテーションのことをいいます。近年では治療の早い段階でリハビリテーションを取り入れることにより、寝たきりの防止や後遺症の軽減に努めることが望ましいとされています。

発症からできる限り早い段階で行われるリハビリテーションで、なるべく患者さんを元の状態に戻すことを目的としたものです。
患者さんの心身の状態と相談しながらではありますが、脳や心臓、大きな開腹手術後も、手術の効果を最大限にするためにできるだけ早いリハビリテーションの介入を行っています。

 

早期リハビリテーションの提供

入院後や手術後の早い時期から身体機能を低下させないよう心身状態をみながらリハビリテーションを開始します。患者さんによっては、さまざまな合併症がでてくる可能性があり、血圧や呼吸状態などの管理をしながら安全配慮して進めていきます。
病気になった直後や手術直後などの病状をみて、医師・看護師を始め様々な職種と連携をとりながら、リハビリの開始時期を設定し、患者さんの状態に合わせつつも、なるべく入院前の状態に戻せるよう関わっていきます。

 

廃用性症候群を防止する

高齢者の場合、病気やケガで入院するなどして長期間寝たきり状態になると、廃用症候群を発症しやすくなります。「生活不活発病」とも呼ばれる廃用症候群。
廃用症候群とは、病気やケガなどの治療のため、長期間にわたって安静状態を継続することにより、身体能力の大幅な低下や精神状態に悪影響をもたらす症状のことをいいます。これらを予防するために、早期からリハビリテーションを行っていきます。

 

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