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令和2年度 西宮渡辺心臓脳・血管センター 病院指標

  1. 年齢階級別退院患者数
  2. 診断群分類別患者数等(診療科別患者数上位5位まで)
  3. 初発の5大癌のUICC病期分類別並びに再発患者数
  4. 成人市中肺炎の重症度別患者数等
  5. 脳梗塞の患者数等
  6. 診療科別主要手術別患者数等(診療科別患者数上位5位まで)
  7. その他(DIC、敗血症、その他の真菌症および手術・術後の合併症の発生率)

年齢階級別退院患者数ファイルをダウンロード

年齢区分 0~ 10~ 20~ 30~ 40~ 50~ 60~ 70~ 80~ 90~
患者数 50 29 28 101 222 316 789 762 258

当センターの令和2年度(2020年度)の年齢階級別退院患者数です。
平均値は73.2歳、中央値は77.0歳です。
前年度より、漏斗胸の手術を当院で行うことが出来るようになったため、10-20代の入院件数が昨年度に比べ4倍近く増加しています。

診断群分類別患者数等(診療科別患者数上位5位まで)ファイルをダウンロード

循環器内科


DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
050070xx01x0xx 頻脈性不整脈 319 6.19 4.95 0.00% 70.36
050130xx9900xx 心不全 218 17.72 17.23 11.93% 84.48
050050xx0200xx 狭心症,慢性虚血性心疾患① 198 4.57 4.44 0.51% 71.71
050030xx97000x 急性心筋梗塞(続発性合併症を含む),再発性心筋梗塞 97 13.77 12.09 3.09% 69.65
050050xx9910xx 狭心症,慢性虚血性心疾患② 67 3.84 3.07 1.49% 68.58

【頻脈性不整脈】
→ 経皮的カテーテル心筋焼灼術 手術・処置等2 なし
【心不全】
→ 手術なし 手術・処置等1 なし 手術・処置等2 なし
【狭心症、慢性虚血性心疾患①】
→ 経皮的冠動脈形成術等 手術・処置等1 なし、1・2あり 手術・処置等2 なし
【急性心筋梗塞(続発性合併症を含む。)、再発性心筋梗塞】
→ その他の手術あり 手術・処置等1 なし、1あり 手術・処置等2 なし 副傷病なし
【狭心症、慢性虚血性心疾患②】
→ 手術なし 手術・処置等1 1あり 手術・処置等2 なし

循環器内科では不整脈に対するアブレーション手術(経皮的カテーテル心筋焼灼術)のための入院や、狭心症に対する経皮的冠動脈形成術・経皮的冠動脈ステント留置術(PCI)、心臓カテーテル検査(CAG)の入院が多いです。
これらの入院ではパスを利用し、基本的にはアブレーション手術入院では4泊5日、PCI・CAG入院では2泊3日の入院としています。
緊急入院は心不全や急性心筋梗塞の件数が多くあります。心不全入院の件数は昨年度に比べ30%近く増加しています。


脳神経外科


DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
010060×2990401 脳梗塞 35 19.57 15.64 25.71% 70.63
010040x099000x 非外傷性頭蓋内血腫(非外傷性硬膜下血腫以外) 33 26.36 18.86 78.79 69.94
010230xx99x00x てんかん 32 7.03 7.48 21.88% 66.94
010070xx01x0xx 脳血管障害 26 13.62 14.10 3.85% 74.35
030400xx99xxxx 前庭機能障害 26 4.52 4.94 0.00% 70.32

【脳梗塞(脳卒中発症3日目以内かつJCS10未満)】
→ 手術なし 手術・処置等1 なし 手術・処置等2 4あり 副傷病なし 発症前RankinScale 0、1又は2
【非外傷性頭蓋内血腫(非外傷性硬膜下血腫以外)(JCS10未満)】
→ 手術なし 手術・処置等1 なし 手術・処置等2 なし 副傷病なし
【てんかん】
→ 手術なし 手術・処置等2 なし 副傷病なし
【脳血管障害】
→ 脳血管内手術等 手術・処置等2 なし
【前庭機能障害】
→ 手術なし

脳梗塞、脳出血(非外傷性頭蓋内血腫)の脳卒中疾患が多いですが、
頭部打撲や頭部挫傷などの頭蓋・頭蓋内損傷、てんかん、めまいなどの前庭機能障害等、
周辺疾患も含めて脳神経外科専門医が24時間体制で救急受け入れをしています。
内頚動脈狭窄症に対する手術目的の入院も増えています。


心臓血管外科


DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
050170xx03000x 閉塞性動脈疾患 87 6.56 5.43 10.34% 77.78
050180xx02xxxx 静脈・リンパ管疾患 61 2.03 2.74 0.00% 68.34
050163xx03x0xx 非破裂性大動脈瘤、腸骨動脈瘤 15 13.44 11.56 0.00% 78.00
050080xx0100xx 弁膜症(連合弁膜症を含む。) 12 20.08 19.12 8.33% 67.17
050161xx01x0xx 解離性大動脈瘤 15.26

【閉塞性動脈疾患】
→ 動脈塞栓除去術 その他のもの(観血的なもの)等 手術・処置等1 なし、1あり 手術・処置等2 なし 副傷病なし
【静脈・リンパ管疾患】
→ 下肢静脈瘤手術等
【非破裂性大動脈瘤、腸骨動脈瘤】
→ ステントグラフト内挿術 手術・処置等2 なし
【弁膜症(連合弁膜症を含む。)】
→ ロス手術(自己肺動脈弁組織による大動脈基部置換術)等 手術・処置等1 なし 手術・処置等2 なし
【解離性大動脈瘤】
→ ステントグラフト内挿術 手術・処置等2 なし

大動脈疾患、弁膜症などを中心に各科・他職種と連携しながら診療に対応しています。
また、他院から手術目的で紹介されてくる患者さまも多くいらっしゃいます。
2019年9月からは血管外科外来を開設し、下肢静脈瘤や末梢動脈疾患の患者様に対する手術の件数が増加しています。
心臓血管外科の患者さまのうち、半数は大動脈疾患や弁膜症などの心臓手術、もう半数は下肢血管疾患の患者さまです。


外科


DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
140260xx01xxxx 胸郭の変形及び先天異常 33 8.09 10.96 0.00% 19.91
140260xx97xxxx 胸郭の変形及び先天異常 7.69
070570xx010xxx 瘢痕拘縮 5.77

【胸郭の変形及び先天異常】
→ 漏斗胸手術 胸骨挙上法によるもの等
【胸郭の変形及び先天異常】
→ その他の手術あり
【瘢痕拘縮】
→ 瘢痕拘縮形成手術 手術・処置等1 なし
【心・大血管損傷】
→ 手術あり

これまで外来のみだった漏斗胸が当センターで手術を受けていただけるようになりました。

初発の5大癌のUICC病期分類別並びに再発患者数ファイルをダウンロード

初発 再発 病期分類
基準(※)
版数
Stage I Stage II Stage III Stage IV 不明
胃癌
大腸癌
乳癌
肺癌
肝癌

※ 1:UICC TNM分類,2:癌取扱い規約

成人市中肺炎の重症度別患者数等ファイルをダウンロード

患者数 平均
在院日数
平均年齢
軽症
中等症
重症
超重症
不明

脳梗塞の患者数等ファイルをダウンロード

発症日から 患者数 平均在院日数 平均年齢 転院率
3日以内 178 27.01 79.32 31.46%
その他 18 32.44 82.56 44.44%

脳卒中に対して超急性期診療からリハビリまでを一貫して行っており、早期に回復期リハビリテーションへ移行できるよう専門医療機関などとスムーズな連携を行っております。
発症4.5時間以内の脳梗塞に有効とされる血栓溶解剤静注療法(tPA療法)も行っております。

診療科別主要手術別患者数等(診療科別患者数上位5位まで)ファイルをダウンロード

循環器内科


Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K5951 経皮的カテーテル心筋焼灼術(心房中隔穿刺又は心外膜アプローチを伴うもの) 288 1.11 4.72 0.00% 71.76
K5493 経皮的冠動脈ステント留置術(その他のもの) 157 1.76 3.47 1.91% 73.62
K5491 経皮的冠動脈ステント留置術(急性心筋梗塞に対するもの) 81 0.02 16.47 2.47% 69.78
K5972 ペースメーカー移植術(経静脈電極の場合) 49 4.63 9.57 4.08% 77.41
K5492 経皮的冠動脈ステント留置術(不安定狭心症に対するもの) 39 0.36 9.44 5.13% 71.21

不整脈疾患に対する経皮的カテーテル心筋焼灼術(アブレーション手術)や、狭心症に対する経皮的冠動脈ステント留置術(PCI)のクリニカルパスを用いた入院の手術が上位に多いです。


脳神経外科


Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K6092 動脈血栓内膜摘出術(内頸動脈) 32 3.22 15.53 6.25% 76.31
K164-2 慢性硬膜下血腫穿孔洗浄術 16 0.56 15.06 18.75% 81.50
K1771 脳動脈瘤頸部クリッピング(1箇所) 13 2.15 30.54 38.46% 63.54
K6101 動脈形成術、吻合術(頭蓋内動脈)
K1781 脳血管内手術(1箇所)

内頚動脈狭窄症や慢性硬膜下血腫、脳梗塞、くも膜下出血(脳動脈瘤破裂など)に対する手術を多く施行しています。


心臓血管外科


Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K616 四肢の血管拡張術・血栓除去術 105 3.54 5.66 13.33% 78.96
K617-6 下肢静脈瘤血管内塞栓術 54 0.00 1.00 0.00% 72.44
K617-4 下肢静脈瘤血管内焼灼術 37 0.00 1.00 0.00% 67.49
K617-2 大伏在静脈抜去術 20 0.00 1.05 0.00% 69.90
K5612イ ステントグラフト内挿術(胸部大動脈) 19 4.05 19.11 15.79% 67.84

下肢専門外来がはじまり、入院手術の件数が上位を占めていますが、阪神南地域の急性期中核病院として、急性大動脈解離や大動脈瘤等、大動脈手術症例(ステントグラフトを含め)も多く受け入れております。また、弁膜症、冠動脈治療にも力をいれており、偏りない手術治療実績をもっております。


外科


Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K4874 漏斗胸手術(胸骨挙上用固定具抜去術) 38 1.00 1.03 0.00% 22.34
K4873 漏斗胸手術(胸腔鏡によるもの) 34 1.00 6.47 0.00% 20.38
K0102 瘢痕拘縮形成手術(その他)

2020年4月より当センターで漏斗胸の手術を受けていただくことができるようになり、10代・20代の患者さまを多く受け入れております。

その他(DIC、敗血症、その他の真菌症および手術・術後の合併症の発生率)ファイルをダウンロード

DPC 傷病名 入院契機 症例数 発生率
130100 播種性血管内凝固症候群 同一
異なる
180010 敗血症 同一
異なる
180035 その他の真菌感染症 同一
異なる
180040 手術・処置等の合併症 同一
異なる

入院中に最も医療資源を投入した傷病名が敗血症であり、入院の契機となった傷病名も同じく敗血症であった症例が16件でした。
発生率とは、その症例が全退院患者のうちの何%であったかを示しています。

更新履歴

2021/9/24
令和2年度 機能評価係数2の保険診療指数における「病院情報」を公開しました。
2020/9/30
令和元年度 機能評価係数2の保険診療指数における「病院情報」を公開しました。
2019/9/30
平成30年度 機能評価係数2の保険診療指数における「病院情報」を公開しました。
2018/9/30
平成29年度 機能評価係数2の保険診療指数における「病院情報」を公開しました。
2017/9/30
平成28年度 機能評価係数2の保険診療指数における「病院情報」を公開しました。
2016/9/30
平成27年度 機能評価係数2の保険診療指数における「病院情報」を公開しました。

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