トップページ   メンタルヘルス科(心療・神経科)

概要

メンタルヘルス科について

メンタルヘルス科の紹介

近年、社会的心理的ストレスの増加にともない、睡眠障害やアルコール依存症・接食障害・ひきこもりや無気力、そしてうつ病など、さまざまな精神的心理的要因に起因する病態や症状に悩む人は増加の一途をたどっています。
また、高齢化社会の現状においては、高齢者のうつや認知症も大きな問題となっています。

血液検査やレントゲン検査など、全身をいろいろ検査しても特に異常がない。けれど、どうも体調がすぐれない。疲れやすい。何もする気になれない。やることに自信が持てず落ち込んでしまう。ストレスで過食に走り、身体的な病気を悪化させてしまった。『病は気から』『元気を出して』などの周囲の励ましに負担を感じ、ますます深刻な疲れに陥っている。

当院では、内科・外科をはじめとする一般診療科との迅速かつ円滑な連携のもと、『心身両面よりのアプローチ』をモットーに心療科(神経科)診療を行っており、心理療法・精神療法・薬物療法の組み合わせにより、さまざまな心理的精神的疾患に対応を行っています。

専門外来のご紹介

ストレスケア外来(月曜日午後・土曜日午前)

ストレスの刺激によって心身に生じる反応を「ストレス反応」といいます。
「ストレス反応」には、心理的反応、身体的反応があり、心理的には嬉しくなる、悲しくなる、身体的には心拍数が上がる、筋肉がこわばるなどです。
よいストレスは活力の源になりますが、悪いストレスが長く続くと病気を引き起こす原因にもなります。
悪いストレスなのか気がつかない場合も多くあり、今後の対処法などを共に考え、サポートをさせていただきます。

心身症外来(月曜日午後・土曜日午前)

頭痛、動悸、吐き気、冷や汗、呼吸苦、便通異常などで症状に該当する科を受診しても検査で異常がないと言われた、効果があるはずの治療をしても改善がみられないなど、器質的な要因だけでは症状が説明できないことが多くみられます。
人の身体には、「自律神経」という状況に適応してさまざまな器官の機能を、自動的に調整してくれる神経があります。
この「自律神経」の調節障害を合併して、多彩な身体症状が生じてきます。
その身体症状を軽減するためのサポートをさせていただきます。

慢性疼痛外来(金曜日午後)

痛みが慢性的に持続することはその人にとって不快な体験でしかなく、痛みがあることによって活動が制限されたり、以前のように楽しめなくなるなど生活の質が障害されることになります。
そういった痛みを中心に起こってくる悪環境を断ち切るためのサポートをさせていただきます。

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