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看護師(ICU)

施設:西宮渡辺心臓脳・血管センター

 

仕事内容を具体的に教えてください

当センターのICUではラピッドレスポンスカーの運用も行っており、24時間救急患者を受け入れています。CPA蘇生後患者や心臓・大血管疾患術後や脳外科の術後、冠動脈疾患・心不全、不整脈などの患者の集中治療ケアを行っています。また、患者の身体面だけでなく精神面のケアも積極的に行っており、せん妄チームを立ち上げて、多職種で活動を行っています。

入院患者には鎮静下で呼吸器やPCPSIABPなどの医療機器が稼動していることが多く、症状を訴える事ができないため、より細やかなケアや観察を行い、異常の早期発見に努めています。

24時間救急患者を受け入れているため、昼夜を問わず患者の入退室が多くなっています。

そのため受け入れの準備や転室・転倒を行うことを役割分担して対応しています。

病院または、各科・部の強みを教えてください。

多職種間のコミュニケーションが良好であり、チーム医療を実践するための連携が取りやすいことが当センターの強みだと思います。

ICUでは、医師をはじめ、リハビリや栄養科、心理士や臨床工学技士など様々な職種と関わる機会が多いため、カンファレンスや相談をしやすく患者に対してよりよい医療や看護をよりスピーディーに、よりクリティカルに提供できていると思います。

 

職場の雰囲気や働きやすさを教えてください

ICU病棟は24時間救急患者を受け入れているため、忙しい病棟でもありますがスタッフみんなで協力し、声を掛け合いながら働ける環境であり、また経験豊富な先輩方もおられるため相談したり、一緒に患者さんのことを考えたりしながら助け合って働いています。

やりがいはなんですか?

意識もなく入院されてきた重症患者さんの治療を医師やコメディカルと相談しながら看護を行っていき、徐々に回復され元気になって一般病棟へ転棟されていく姿を見た時や元気になっていく患者さんやその家族の笑顔など喜んでくれることにやりがいを感じます。

 

忘れられないエピソードがあれば教えてください

CPAで救急搬送されてきた40代の男性患者が入室されてきました。その患者はPCPSIABP、人工呼吸器を装着されていました。順調に抜管やPCPSIABPからの離脱ができました。しかし、低酸素の状態が長かったため高次機能障害が残りました。そのため、彼は抜管後自分の置かれている状況を理解することができず、暴れたりベッドから降りようとしていました。ICUのスタッフはそういった状況の患者に対して、みんなでカンファレンスを行い、問題に対して一つずつ具体的な対策を立てて実践していきました。例えば子どもとの面会も積極的に行えるように別室を準備したり、ベッドからの転落予防のためにベッドを無くしマット部屋に変更したり、トイレに行きやすいように末梢ラインの長さを調整したりしました。

その後、高次機能障害のリハビリも順調に進んできたため少しずつ落ち着きを取り戻し、病棟に転棟することができました。

病棟でお会いした時、家族と笑顔で面会されている姿を見る事ができてとてもうれしく感じました。

採用希望の方へメッセージ

職員同士の助け合いが強く、働いていて安心感・一体感のある職場です。分からないことや困ったことがあっても、病棟全体でフォローして助けてくれるので安心して働けると思います。ぜひ、私たちと一緒に働きましょう。また男子看護師もまだまだ少ないので、男性看護師の方もぜひぜひ待っています!

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