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腹部血管エコー

検査でわかること

検査では腹部血管の動脈瘤や狭窄、解離を診断できます。中でも当院では動脈瘤の検査が多く、動脈瘤とは血管径が正常の1.5倍以上に拡大した大動脈のこぶの事です。原因は動脈硬化性が多く、破裂しない限り無症状であるため、検診や他疾患の検査時に発見される事が多いですが、破裂した場合には救命率は低いため、無症状での診断や適切な治療が重要です。検査では動脈瘤の大きさや場所などを調べます。
また、動脈瘤の治療は外科的な人工血管置換術やカテーテルによるステントグラフト内挿術(EVER)が行われ、検査では経過観察としてステントグラフトからの血流の漏れがないか(エンドリーク評価)を調べます。

 

検査方法

お腹を中心にゼリーをつけ、探触子(プローブ)を押しあてて検査します。細い血管を探して観察し、血液の流れなどを記録します。このとき、お腹が動くと記録がうまくできなくなりますので、5秒程度息止めをしていただくことがあります。

 

検査所要時間

通常は20~30分ですが、病気の種類や患者さまの状態などで異なります。

 

検査を受けられる患者様へ

検査中は観察しやすくするため、おなかを強く押さえたり、呼吸の指示をしたり、体の向きを変えたりします。ご協力よろしくお願いいたします。
多少時間がかかりますので、トイレはあらかじめ済ませておいてください。
超音波の検査は痛みを伴うものではありません。
使用するゼリーは無色透明、無香料です。成分の殆どは水ですが防腐剤のパラベンを含んでいます。
お薬、食事、飲水の制限はありません。

 

検査の様子
 
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