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院長ごあいさつ

平成25年1月1日より、院長に就任致しました。昭和63年(1988年)から西宮渡辺病院に勤務し、平成22年の理事長交代に伴い副理事長として法人の運営にも携わり現在に至っています。

私は当初、整形外科部長として勤務し、故渡邊高名誉理事長のもとで研鑽を積んでまいりました。大阪市立大学の協力の下、AO法に基づく外傷外科の実践と関節外科の導入し、現在は人工関節センターとして多くの方にご利用していただくに至っています。この間、平成7年に発生した阪神淡路大震災は忘れえぬ体験でした。多くの方の治療に当たる中で私自身の人生観や医療に対する心得は大きく変化いたしました。これが今日の私の姿勢に繋がる原点かと思います。
沿革にもございますが、当法人は日進月歩、常に前へと進んでおります。平成24年1月にヘルパーステーションの開設、社会福祉法人高明会では、地域密着型の小規模型特養であるシルバートピア西宮の開設がございました。社会医療法人の認定を伴う法人名の変更で「社会医療法人渡邊高記念会」となった私共にとって、歴史ある私共の医療法人高明会が社会福祉法人としてその名を残し、地域の皆さまのお役に立つことができる体制が整ったことに安堵しております。また、これにより私共社会医療法人渡邊高記念会は、医療から予防、リハビリ、そして介護まで地域の皆さまへ継続した医療、福祉を一貫して提供することができる法人になったと自負しております。

当法人の歴史は、創設者の故渡邊高名誉理事長が地域の皆さまの健康と安心安全を考え、地域医療に何が必要かを常に見据えた強い信念と先見の明、その軌跡と言えます。この故渡邊高名誉理事長の医療文化を継承し、理念に掲げた「敬天愛人」の精神を持って、地域の皆さまと共に、常に前へと歩む病院作りに努めたいと思います。

今後とも何卒ご指導、ご鞭撻を宜しくお願いいたします。

 

佐々木 健陽

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